アメリカでクレジットカードを解約する時は、カードの裏面に記載された番号に電話して、ガイダンスに従って進んでいくと解約できます。
最近は、チャットでも解約できる場合があるようです。電話したくない人は、電話するように言われても、チャットで解約したいと言ってみてください。
更新してくれたらボーナス!とか、ダウングレードなど、解約を踏みとどまらせるための様々なオファーが出てくることが多いです。どういう選択肢があるのかも含め、解約する前に気を付けたいことを紹介します。
クレジットカード解約における一般的な注意事項
クレジットカードを解約する際は、以下の一般的な注意事項には最低限気を付けてください。
自動引き落とし
自動引き落としを設定しているサブスクリプションなどがあれば、他のカードに切り替えておきましょう。
解約後、即時無効になるわけでは無く、少し猶予がありますが、いずれ引き落としが出来なくなります。
クレジットスコア
クレジットスコアの計算は、所有するクレジットカードの平均保有年数で決まるため、解約するクレジットカードの保有年数が長い場合は、クレジットスコアが下がる場合があります。
それによって次のクレジットカードが審査落ちとなる場合があるので、次のカードを申し込んでから解約したほうがいい場合があります。
自分のクレジットスコアや平均保有年数は、エクスペリアンなどで確認できます。アプリで確認する時はCredit Karmaを使っています。登録は無料です。
平均が1年を下回ると、審査通過する確率がかなり下がります。平均が2年を上回ると、年会費が高いカードも作れるようになってきます。なので、なるべく平均が2年を下回らないようにコントロールしながら、解約をするのが良いでしょう。
早期解約ペナルティ
クレジットカードを作った時に、サインアップボーナスを受け取った場合は、1年以内に解約するとペナルティとなる場合があります。
具体的にどのようなペナルティかは分かりませんが、サインアップボーナスの没収や、次にクレジットカードを作りにくくなるようです。
1年経過後に解約すれば、次の年会費はかからないので、カードを作成した日を過ぎてから解約するようにしましょう。
年会費の請求日から30日以内であれば、解約後に年会費が返金されます。(アメックス|チェース|シティ|バークレイズ|バンクオブアメリカ)
いつクレジットカードを開設したか忘れてしまった場合は、チャットなどで問い合わせると、いつまでに解約すれば年会費が返金されるのか、正確な日付を教えてくれます。
クレジットカード解約する前に確認しておきたいお得情報
更新オファー
冒頭で触れたように、クレジットカード更新の前に解約を申し出ると、クレジットカード会社が引き留めのためにボーナスをくれる場合があります。
アメリカンエクスプレスのクレジットカードはその傾向が強いので、プラチナカードであれば50000Pもらえたという話もあります。
効率的に更新オファー(Retention Offer)を貰う方法をまとめた記事があるので、以下リンク先を確認してみてください。
Flyertalkにリテンションオファーの事例が投稿されているので、自分のオファーが妥当なものか確認しましょう。
特典の活用(ダブルディップ)
年会費の請求があってから30日以内なら返金されることを活用して、クレジットカードの特典を2度以上利用できる場合があります。
例えば、アメックスプラチナのUber Credit。月に15ドル付与されます。
年会費の請求が4月15日にあったとして、5月14日までにUberを利用してから解約すると、年会費の返金と特典を両方取ることが出来ます。
クレジットカードの開設日が12月なら、翌月に翌年分のベネフィットを利用してから解約することが出来るので、お得度が高いです。
クレカで獲得したポイントを無駄にしないために
アメックスのMRポイントやチェースのリワードプログラムポイントは、該当のクレジットカードを一枚も保有していない状態になると、ポイントが没収されてしまいます。
クレカ解約の前に、ポイントが没収とならないか確認し、没収となる前にポイントをトランスファーするか、クレジットカードをダウングレードすることが対策です。
ポイントトランスファー
クレジットカードを解約する前に、クレジットカードポイントのトランスファープログラムを利用して、他のリワードプログラムのマイルやポイントに移行しておけば、解約しても問題ありません。
例えば、アメックスやチェース、シティなどでは下記画像のようなエアライングループのマイルに移行できます。
ダウングレード
クレジットカード解約を検討されている人は、年会費がかかることが主な理由と思いますが、年会費がかからない下位グレードのクレジットカードにダウングレードすることで、ポイント没収を回避することもできるかもしれません。
ただしいろいろ制限があったり、断られる場合もあるので、確実ではないです。
・アメックスの場合
プラチナ→ゴールドorグリーンへダウングレードできる場合がありますが、年会費がかかってしまいます。
ダウングレードではないですが、年会費無料のビジネスBlue Plusが年会費無料を新規発行することで、ポイントの没収を回避できます。
チェースの5/24ルールのためにパーソナルカード発行枚数を押さえることができます。
Business Blue Plusのポイントを航空マイルに変換することは問題なくできます。(後述、Chase/Citiとの違い)
・チェースの場合
サファイアリザーブやサファイヤプリファードから、サファイアカードへダウングレードできますが、航空会社へのマイル移行は出来なくなります。1P=$1のキャッシュバックとして使うことができます。
・シティの場合
シティプレミアから、Citi Rewardsカードへダウングレードできるようです。が、私の場合は何故か断られたので、確実にできるかは分かりません。また、チェース同様、マイル移行は出来なくなります。
ダウングレードだと、カード発行枚数やクレジットスコアの低下がないというメリットがあります。新規発行とどちらがメリットがあるかは人によって異なるので、比べながら決めてください。
まとめ
アメリカでクレジットカードを解約する前には、これらの点について注意して、クレジットカードの価値を最大化させましょう。
<その他リンク>
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