【週末弾丸】グランドケイマン観光体験談｜スキューバ｜タクスフリー | アメリカで稼ぐ！冒険好きアボカドおじさん（デュース）の駐在員ブログ

ダイビング経験豊かな40代くらいの同僚が、
「世界で最も素晴らしいダイビングスポットの一つがグランドケイマンだから、行った方がいいぞ」
と言ってきたので早速手配して行ってきました。

目次【本記事の内容】

1.グランドケイマン到着
　1-1.計画から到着まで
　1-2.レンタカーとラウンドアバウト
2.アクティビティ
　2-1.夜光虫(生物発光)カヌー / Bioluminescence
　2-2.スキューバダイビング
　2-3.スティングレイシティ / シュノーケル
3.その他グランドケイマンの見どころ
　3-1.ジオキャッシュ中に発見したもの達
　3-2.動植物
　3-3.食べ物（レストラン、カフェ、バー）
4.まとめ

最低でも１週間以上は滞在しろというアドバイスを振り切って、金曜有給の２泊３日旅行を強行しました。

休みは長くとれないから短時間でカリブ諸島のいいところどりしたい・・・

そんなフットワークの軽いアメリカ在住及び駐在の方の参考になれば嬉しいです。
注記が無い限り、値段の表記はアメリカドル換算額です。

グランドケイマン到着
1. 計画から到着まで
2. レンタカーとラウンドアバウト
アクティビティ
その他グランドケイマンの見どころ
まとめ

グランドケイマン到着

グランドケイマン　ケイマンエアー　飛行機 — Cayman Airwaysの機体。タートルズ？

計画から到着まで

何やら賑やかなイラストのケイマンエアーも体験してみたかったのですが、今回も利用したのはjetBlueです。

Jetblue グランドケイマン往復航空券 — jetBlue 13700マイル（18000AMEXポイント相当）
＋Tax等90ドル

往復3-400ドル相当くらいなので、国内の激安旅行と比べると高くつきましたが、連休シーズンの直前予約（1か月前）でこの値段は大満足です。

＜参考記事＞
　使い勝手のいいjetBlueマイルに変換できるAMEXポイントが鬼たまる方法はこちら
　飛行機に乗り遅れたのにjetBlueが親切にもマイルを変換してくれた話はこちら

宿泊先はAirbnbで2泊で約$200。安い上に空港と中心地ジョージタウンから近く、ホストがスキューバ経験豊富ということが決め手でした。

結果、ホストがスキューバに必要なBCDをタダで貸してくれ、大正解でした！
他にもマウンテンバイクを貸してくれたり、空港の送り迎えまでオファーしてくれる手厚さでした。

エアビー最高です。

レンタカーとラウンドアバウト

レンタカーはエクスペディア経由でAce Rent a Carを3日間借りました。
追加保険無しで1日$14の合計$42。

カウンターに置いてある見たことない案内に戸惑いました。
グランドケイマンは主要道路交差点の80%以上がラウンドアバウトでした。
信号が無いのはストレスフリーですが、事故の発生率が高そうです。

グランドケイマン　ラウンドアバウト案内図 — 2車線あるラウンドアバウトの合流や方向指示器の出し方など。

ガソリンは高かったです。
3日間で100マイル走って$30でした。
ざっと日本の2倍、アメリカの4倍です。
島を半周ぐらいしたので、平均的な旅行者の走行距離と思います。

空港の送り迎えとバイクがエアビーに付いていることを知っていたら、Ram Pointや東側には行けなくなりますが、レンタカー無しでも良かったかもしれません。
でもスキューバは荷物が多くなるので車が便利なのは間違いないです。

アクティビティ

夜光虫(生物発光)カヌー / Bioluminescence

おすすめ度：★★★☆☆

一日目の到着は午後だったので、夜のアクティビティとして同僚オススメのBioluminescenceに行ってきました。

前日にCayman KAYAKSというツアー業者を予約し、$68でした。

リンク先を確認してもらうと、どんなアクティビティなのか伝わると思います。

どのアクティビティもネット上で予約が完結することは無く、メールや電話でのやり取りが必要です。
満席にするためにお客さんとうまく調整しているようです。
この日、飛び込みで来てその場でキャンセル待ちをしていた人がいましたが、全員揃ったので渋々帰って行かれました。
予約はあった方がいいです。

ジョージタウンから45分程度車でかかるRam Pointからカヌーで出発し、約1時間程度のツアーでした。

いかにもインスタ映えしそうなアクティビティですが、残念ながらこの時は写真に収めることはできないほどのわずかな光でした。

しかし、インストラクターの説明が充実しており、夜光虫以外にもレーザーポインターを使った星座の紹介や、クラゲを見せてくれたりして、全体を通して満足いく内容でした。

後日YouTubeで確認したところ、グランドケイマンでは撮影に成功するレベルで光っている体験は無いようです。空が明るくない新月の頃でコンディションも悪くなかったことを考えると、ここでは撮影は難しいのかもしれません。
アメリカでもフロリダ州でBioluminescenceがありますが、どこまで綺麗かは分かりません。

機会があれば、Bioluminescenceで有名なジャマイカ、ベトナム、プエルトリコといった有名な各所で比べてみたいですね。
YouTubeを見る限り、そういった都市では撮影に成功しているようです。

スキューバダイビング

おすすめ度：★★★★★

スキューバ大好きの同僚が利用したことがあり信頼おいているということで、Red Sail Sportsというダイバーズショップでツアー申込しました。
午前中のダイブ2本で$120です。

レギュレーターを持っていなかったので、Divers Supplyというお店で中古を購入しました。
「250ドルだよ。タクスフリーだしこっちで買ったほうがいい」
といわれ、勢いで買ってしまいました。
が、実際は250ケイマンドルで、320アメリカドルでした。
アメリカで買っても同じくらいと思われます。

グランドケイマンは物価が高いです。
タクスフリーだからといってうまい話はありません。。。

生まれて初めてのオーシャンダイブだったので、綺麗なのかどうか比較して語ることはできませんが、たくさんの魚とサンゴ、大きな海カメが空を飛ぶように優雅に泳ぐ様子を目撃出来て、とても良かったです。

スタッフも経験豊富で対応はとてもしっかりしていました。

インストラクターがカメがいるよと教えてくれました。

水の透明度は抜群でした。

グランドケイマンスキューバダイビングで撮影 — GoProで撮影。実際はもっと綺麗。

最も深いところで100ft程度のダイブで、水温が温かいため2mmの薄いスーツもちろん大丈夫でしたが、水着だけでも大丈夫そうです。

男の人は上半身裸の人もいました

山ほどあるのダイブポイントから1日で2つだけしか回れなかったので、長期滞在すべきという気持ちも分かります。
他のポイントに行けば違う種類の生き物も多少は見つかるでしょう。

ただ個人的には1個目のポイントと2個目のポイントで劇的な違いは無かったと感じました。
グランドケイマン諸島ダイビングの魅力の80%は堪能できたのではないかと思ってます。

時間があれば長期滞在で複数のダイブスポットを経験したいです。

余談ですが、水中のカメラでは青色が強く出すぎて目で見るより淡泊な印象になります。
レッドフィルターを装着すればこの問題が解決できるらしいので、早速Amazonで購入し、次回試したいと思います。

リンク

スティングレイシティ / シュノーケル

オススメ度：★★★★☆

スティングレイシティにおけるエイと一緒に泳ぐツアーがあります。
午前と午後にツアーがあります。

私の場合、スキューバが終わってから午後のツアーに間に合うか分からなかったので、予約はしていませんでした。

スキューバ後、Red Sail Sportsのスタッフにスティングレイシティのツアーに間に合うか聞いたところ、あと10分で反対岸のオフィスまで行けば間に合うよ、ということなので、申し込みました。
$90ドルでした。

エイのスポットはRam Point近くにあります。
Ram Pointからスタートする船に乗ればもう少し安く済みそうですが、今回はスケジュール上、選択肢がありませんでした。

参加者は子供連れが多く、一人参加はなかなか疎外感でしたが、思う存分エイキャッチにチャレンジできたので、まあよかったです。

意外と難しい、、、

最後まで自力でエイを捕まえることはできませんでしたが、面白かったです。

インストラクターによるとコツがあるらしく、手をエサのように目の前でひらひらさせると自分から寄ってくるとのことです。

スティングレイキャッチが終わったら、次のポイントに移動し、シュノーケリングが始まりました。

道具は全部貸してくれるので、準備はいりません。

スキューバで見た魚の50%くらいはシュノーケルで見ることが出来ました。

ライセンスを持ってない人はこれだけでも十分楽しめると思います。

グランドケイマンシュノーケル — 船の残骸と思われるものの下に魚がたくさん隠れていました。

帰りは帆を出してセーリングでした。
ゆっくり、時間をかけて岸まで戻っていきます。

爆音で音楽が流れとても気持ちのいいマリンアクティビティでした。

昼を抜いて何も食べてなかったので、途中で限界がきて$10以上するコーラの入ったカクテル（ケイマンパンチ）をオーダーしました。
船に揺られたのも合わせて結構つらかった、、、

その他グランドケイマンの見どころ

ジオキャッシュ中に発見したもの達

旅先ではいつもジオキャッシュを開きます。

現地に住む人が観光スポット等に何かを隠していて、それを見つけるゲームが出来るアプリです。

観光ガイドに乗っていない穴場スポットに出くわすことも多いので、楽しいです。

・Miss Lassie’s Mind’s Eye

地元のアーティストの記念館のようです。裏庭に回るとビーチになっており、グランドケイマンでアートな生活を送った人の家だそうです。
日曜だったので中には入れませんでした。

Miss Lassie という地元のアーティストの家 — Miss Lassieの家の外観

・Pure Art

日曜朝早すぎて入れなかったアートショップ
ジオキャッシュを取ろうとしたら犬が吠えてきてビックリした。

・Smith’s Cove

岩礁があって少し変わったビーチ
昼間は子どもたちが多く来て遊んでそうな海岸

・Fish Market

砂浜の上のテントで開かれている魚市場は、日曜も含めいつ来てもやってました。
ワイルドな魚裁きについつい見とれます。

魚でかい。

・George Town Fort

要塞記念碑の広場

ジオキャッシュは暗号を解いて見つける形式になっており、少し時間がかかりました。

動植物

海の生き物は当然種類が豊富ですが、陸上でもアメリカで見れないようなトカゲやら鳥やらを多く見かけました。

植物も南国のハイビスカスが綺麗だったり、珍しいものが多かったです。

イグアナもそこらへんに生息すると聞き、注意してみていましたが目撃することはありませんでした。残念！

食べ物（レストラン、カフェ、バー）

グランドケイマンの料理は高いだけであまり美味しくないです。

元々はイギリスの植民地だったことが関係していると思います。

本国イギリスではあまり美味しいものにありつけなかったので、、、

エアビーのホストがベーコンと卵を冷蔵庫に入れておいてくれたので焼いて食べたのが一番美味しかったです。笑

・Heritage Kitchen

トリップアドバイザーの安いレストランというくくりで上位だったので行ってみた。
セブンマイルビーチの北端、ジョージタウンから車で10分程度。
不味くはないけど、店内はあまり綺麗とは言えず、微妙。

旅行中何かを検索するとトリップアドバイザーのページがいつも一番初めに出てきますが、あまりいい経験がありません。

・Da Fish Shack

ジョージタウン近くで、日曜朝もやっていた数少ないレストラン
ちょっと高めのツナに挑戦するも、小さいし満足度は低め。

・Bread and Chocorate カフェ

日曜でも唯一やっていたカフェでコーヒーを飲みました。

アメリカンよりも薄いコーヒーで味はほとんどわからず、、、

でも店内の雰囲気が良かったのと、柱に書かれたフレーズが面白かった。

・Mango Tree Cafe

金曜日のBioluminescenceに行く前、エアビーのホストがここで飲んでいるというので寄ってみた。

金曜日の夜でにぎわっていた

ドミニカ人の美人の女の子のバースデーパーティーがあるから一緒に飲もう！とお誘いがあったので行きたかったのですが、予定があったので3分で出ました。

楽しそうだったな、、、

・Foster’s Food Fair

旅先ではスーパーに立ち寄って地元のものを探しますが、グランドケイマンでは大したものがありませんでした。

いろいろ買いましたが、全部ジャマイカやホンジュラスなど、周辺国から輸入されていました。

グランドケイマン産のものはラム酒と地ビールのみ。

ラム酒とラムケーキの小さなお土産セットが$15程度で安かったので2つ、地ビールをいくつか買いましたが、飛行機に持ち込めないこと忘れており没収されてしまいました。。。

まとめ

マリンアクティビティがメインのグランドケイマン弾丸旅行でしたが、治安も良くていいところでした。

キューバの隣の国ですが、ここまで雰囲気が違うのも不思議ですね。

タクスフリーの恩恵を享受するセレブ達が、たまに仕事しに来てバカンスする。
そんな雰囲気でした。

スキューバの申し込みで、ウェスティンホテルに駐車して玄関を抜けてビーチにアクセスしましたが、ノーチェックでした。
ビーチでのんびりするためだけでも、誰でも使えそうです。
ただし「泊ってない人にはタオルを無料で使わせません」とのことです。
安く済ませたければ、ビーチ沿いの高いホテルは予約しなくてもいいと思います。

マリンアクティビティ以外にはほとんどお金を使わず、全部で$800程度使いました。（レギュレーター除く）
海外旅行一人分としては安くすんだと思います。

＜グランドケイマン地図＞