アメリカではキャンピングカーのことをRV(Recreational vehicle)と呼ばれています。
公共交通機関での移動がコロナ禍で避けられる中、RVのレンタルに脚光があたっています!
ここでは筆者が2020年2月に友人とRVをレンタルして、ニューオーリンズのマルディグラという有名なお祭りに参加してきた時の状況をシェアします。
全く初めての経験だったので、いろいろ失敗してしまいましたが、参考にしていただけると幸いです!
目次【本記事の内容】
- 1.アメリカでキャンピングカー(RV)をレンタルする方法
- 1-1.レンタル全国チェーン
- 1-2.シェアリングサービス
- 2.旅の概要
- 2-1.レンタル契約と出発前の講習
- 2-2.運転の様子や使い勝手など
- 3.料金など注意点
- 3-1.レンタル費用総額
- 3-2.設備の破損や補修、追加料金について
- 4.まとめ
アメリカでキャンピングカー(RV)をレンタルする方法
グーグル検索で「RV」+「rental」+ 「near me (or 都市名)」などと検索すると、キャンピングカーのレンタルチェーンか、シェアリングサービスのサイト、もしくはそれぞれの一括検索サイトなどがひっかかると思います。
レンタル全国チェーン
全国に支店があり、乗り捨てなども出来るチェーン展開のキャンピングカーレンタル会社があるようです。
エルモンテRV (日本語対応)
個人所有のRVシェアリングと比べると安心感はありますが、料金は高くつきそうです。
今回は、都合のいい場所でのレンタルが無く、シェアリングサービスを利用しましたので、大手全国チェーンのサービスについては分かりません。
シェアリングサービス
RV Share というサイトが一番大きいようで、自宅近くでRVを所有している人が何件もヒットしました。
都合のいいサイズと料金や、貸し出し開始or終了時間が合うものを選ぶことができます。
$150×3泊、3 bed (実際は4カ所寝るスペースがありました。) で見積もりはこんな感じでした。
しかし、見積もりの時点ではマイル制限があることが隠れていて気づかず、1日150 mile(契約による)の制限を大幅に超過したため追加料金を200ドル程、払うはめになりました。また、車内設備の破損なども請求されました。。
追加費用さえ注意すれば、安くお得に旅行が出来ると思います。
旅の概要
土曜の朝に出発 ~ 目的地であるニューオーリンズに土曜の夕方に着いて翌日の日曜日まで満喫 ~ 月曜に有給を取って自宅へ戻り、返却
という流れです。
RVで旅行する場合は、RV Parkを予約する必要があります。
高速道路のパーキングエリアやウォルマートなどの大型スーパー、通常のガソリンスタンドならばRVを駐車することはできますが、一晩過ごすとなると違法になってしまい、罰金が発生する可能性があります。
それ以外の場所は、駐車できるかどうかも分からないので注意が必要です。
Google Mapsで”RV Parks”などと検索するとたくさん出てきます。
予定していた日程は、世界的に有名なお祭りということもあり、中心地に近い場所は全て予約で埋まっていました。便利で設備の整ったところは一泊$100近くするようです。
仕方なく、車で10分ほど離れたところを1泊$20程度で予約し、RVを停めてからUberなどの乗り合いタクシーでダウンタウンまで移動しました。
行きは$15くらいで安かったですが、帰りは需要の関係で$80くらいに跳ね上がっていて、高くついてしまいました。
こんな感じの更地ではありましたが、トイレのタンクを排出する設備や水道、電気などは標準で備わっているところがほとんどのようです。
ニューオーリンズ、マルディグラの様子はまた別の記事で紹介したいと思います。
レンタル契約と出発前の講習
前払いの料金には保険が含まれており、それと別にデポジットとして$500がチャージされましたがそれは後で返却されました。
メッセージでやり取りを行い、正確な住所を聞いた後、自分の車を旅の間置いておいていいかなど、取り決めをしました。
当日、指定の住所に行くと、普通の民家でキャンピングカーが家の前に停まっていました。
簡単に内装や外装の設備について説明を受け、規約書などにサインを行いました。この時、マイル利用制限について触れていてくれればミスに気づけたのですが、特に細かい説明はありませんでした。
運転する可能性がある人の免許証のコピーを取られました。アメリカで取得する普通免許で大丈夫です。
運転練習もかねて、オーナーと一緒に近くのCamping WorldというRV Supply storeに行きました。ここではプロパンガスの補充や、トイレタンクの清掃などが出来ます。
ここでガスを入れたり、タンクの交換をしました。やり方をここで学べるので、旅の途中でも自分で出来るようになります。
これらのレクチャーがトータルで1時間くらいかかりました。
運転の様子や使い勝手など
やはりサイズは大きく、市街地を走るのはかなりのストレスです。
サイドミラーも2つあり、基本的に小さいミラーだけを見るなど、慣れない運転の感覚でした。
走行中もかなりハンドルがブレるので、緊張感があります。
テーブルをたたむとベッドが出現し、全部で4カ所寝るところがあります。カップルなら最大8名まで移動できそうです。
TVが付いていて、キッチンはガスコンロでした。シャワーは少し水圧が足りない感じです。
動力をエンジンからジェネレーターに切り替えたり、シャワーのヒーターなど操作は難しいので、オーナーに良く確認しておきましょう。
RVパークについたら電源をつなげることが出来るので、ジェネレーターは必要なく、走行中もジェネレーターはオフにするので、プロパンガスの使用機会は少ないです。
電源の無いところで電子レンジを利用したりするにはジェネレーターの稼働が必要なので、そのような時に切り替えが上手くできないと、往生してしまいます。私は道中にオーナーに電話して聞き直しました。
料金など注意点
レンタル費用などの総額
RV Park2泊 走行距離1164マイル
レンタル代 $600
ガソリン代@$2.2/gal $320
RV Park $30×2泊 $60
合計 $980 でした。3人で割って、一人330ドルです。
燃費は8 mile/gal(リッター3₋4キロ)と、予想通り悪いです。
大体の高速道路沿いにあるガソリンスタンドは十分に大きいので、RVでも問題ありません。
テキサスに近づくと、バッキーズという巨大ガソリンスタンドが点在し、ご飯やスナックもおいしくて、グッズの販売なども楽しめるので、休憩にはおススメです。
設備の破損や補修、追加料金について
追加徴収費用
追加マイル(1164mile – 450mile = 714mile分 × $0.3) $214
破損修理代 $220
長期間借りてのんびり移動するのであれば、マイル利用制限に引っかからなくなるので、それが本来の使い方かもしれません。
それか、近場でサクッとキャンプするとか。
弾丸で長距離移動には向いてなく、費用が余計にかかってしまいます。
破損個所は、キッチンのガスコンロのスイッチのつまみと、シャワー室の戸です。
スイッチのつまみは普通に使おうとしたら取れてしまい、使えなくなってしまいました。これは全く変な使い方をしていないので、正直納得がいっていません。
シャワー室の戸は、確かに走行中開いたり閉まったりして音が鳴っていたので、おかしいなとは思っていたのですが、留め具があるのに気が付かず放置していました。動いた戸が、留め具に当たって留め具が割れてしまい、そちらの修理費用を請求されました。
これも、設備の説明の時に、留め具については説明が無かったように思います。
それぞれ文句を言ってみましたが、普通の人はそんな問題が起きないと言われ、交渉に応じてもらえませんでした。それぞれ工数込みで、合計約200ドルの請求となりました。
まとめ
追加費用がいろいろ掛かってしまったのは非常に後味悪かったですが、これも経験の内です。
ハラハラドキドキしながら旅を行うのは非常に楽しかったです。
一度経験すれば、二度目はいいかな、という部類ではありますが、アメリカにいるうちに是非挑戦してほしいです!
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