アメリカのホテル宿泊時のレストラン飲食で使うべきクレジットカードとは?絶対ルームチャージにした方がいい理由

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ホテル併設のレストランで飲食し終わった後、ルームチャージにしてチェックアウト時払いにするのか、その場でクレジットカードを利用して支払いしてしまうのか、どちらがお得なのか迷ったことはありませんか?

お財布を持ち歩かなくて済むので便利なルームチャージですが、ポイントの面でどのようなメリットがあるのか解説していきます。

目次【本記事の内容】

宿泊時のレストラン利用は絶対ルームチャージ!!

結論から言うと、ホテルでレストランを利用したら、部屋番号を書いてチェックアウト時の支払いにしてください。

レストランだからといって、レストラン利用のボーナスポイントが高いクレジットカードを使っていると大損します。。

ホテルブランドのリワードプログラムポイントを貯める!!

ホテル敷地内にあるレストランは、基本的にホテル所有となっており、そこでの飲食代金は宿泊時のルームチャージに加算することが出来、チェックアウトの際に支払うことが出来ます。

そうすると、各ホテルグループが持っているロイヤリティプログラムのリワードポイントがステータスに応じて加算されます。

例えば、マリオット系列のホテルにあるレストランで$100の飲食をした場合、メンバーであれば最低でも1ドルにつき10Pなので、1000マリオットポイントを得ることが出来ます。

プラチナメンバーであれば、更に50%加算されるので、1500マリオットポイントが加算されます。

チェックアウト時の支払いは何のカードを使っても良いです。アメックスもしくはチェースのマリオットクレジットカードで支払った場合、カードの利用についても6倍ポイントが付くので、600マリオットポイントを得ることが出来ます。

カードを持っていて、プラチナ等のステータスがあれば、ホテル利用だけでなく、レストラン利用でも、ガンガンポイントが貯まっていくわけです。

宿泊していない場合でもポイントゲット?

ネットの情報によると、宿泊利用でない時でも、ホテルが所有するレストランで飲食利用すれば、リワードプログラムのポイントが貯まるという情報がありました。

でも、レストランで普通に支払いを済ませたら、ロイヤリティプログラムのメンバーであることが分からないので、ボーナスが加算されません。

マリオットのカスタマーサービスに電話して方法を聞いてみたところ、「宿泊利用でない時はエリートボーナスはつかない」と言われてしまいました。

担当者の感じから、担当者が知らないだけのような気がしたので、すぐにサヨナラをして、規約を確認してみることにしました。

2.1.b. Qualifying Charges.  “Qualifying Charges” are:
i.     Charges incurred during a stay in a guest room at a Participating Property by a Member on his/her folio
or

ii.     Charges incurred by the Member, without a stay in a guest room, for food and beverage at restaurants located at Participating Properties that offer this benefit if:

やはり、ありました。エリートボーナスが付く”Qualifying Charges”は、宿泊時の請求と、宿泊なしのレストラン飲食利用と書いてあります。条件がいくつかあるようです。

A.     the restaurant permits guests to charge food and beverages on their folios;
B.     the charges are greater than $10 U.S. dollars (excluding taxes, service charges, and gratuities);
and
provided the Member provides his/her Membership Number at the time of payment.  Elite bonus Points will not be awarded on charges incurred by the Member without a stay in a guest room under Section 2.1.b(ii). Earning at restaurants without a stay is offered:
(1) In Asia Pacific: at Participating Brands of the Loyalty Program, except for Moxy, Element, Marriott Vacation Club, Design Hotels, Marriott Executive Apartments and ExecuStay, and include restaurants and bars listed on https://marriottbonvoyasia.com/R+B (some exclusions may apply); and
(2) In the Americas, Europe, the Middle East and Africa:  at restaurants and bars at the following Participating Brands of the Loyalty Program: St. Regis, The Luxury Collection, W, Sheraton, Le Méridien, Westin, Tribute Portfolio, Four Points, Aloft and Element;

条件として、
・該当のレストランであること
・$10以上の利用であること
・支払いの時にメンバーシップナンバーを伝えること
などがあるようです。
該当のレストランがどこなのかが分かりにくいですが、アメリカの場合は、St. RegisやSheratonなど、SPG系のみが該当するように解釈できます。(逆かも。)

レストランだけ利用するケースは少ないですし、該当のホテルも少ないのなら、無視してもいいかもしれません。

Asia & Pacificのマリオット系列ホテルではSPG系に限らず広く対象のホテルがあるようです。プラチナ以上だと、お会計から30%引きになるみたいですね。日本のマリオットに泊まるときは忘れないようにしましょう。

アメックスのカテゴリーに注意!

アメックスビジネスゴールドカード

レストランだから、アメックスゴールドで払えば4倍MRポイントをゲットできる、、、そう思っていた時期が私にもありました。

ホテル併設レストランはレストランカテゴリーではない

残念ながら、アメックスゴールドを使うと、1ドルにつき1MRポイントしか付与されません。。。(´;ω;`)

ホテルが所有するレストランはほとんどの場合ホテルカテゴリーとなっています。

アメックスカスタマーサービスで聞いた結果、99%の場合ホテルカテゴリーだそうです。レストランメインで宿泊施設もあるような特殊な場所もあるので、その場合はどうか分かりませんが、確実に確認したければ、レストランスタッフにホテル所有のレストランなのかどうかを聞かなければいけません。

また、日本で利用する時は集合ビルに入ったレストランなどはレストランボーナスの対象外になるようです。気を付けて良く確認する必要がありそうです。

アメックスクレカならグリーン

アメックスグリーンカード

ホテルのロイヤリティプログラムが無かったり、宿泊時のルームチャージにしないとホテルポイントが付かない場合などは、ホテル利用でボーナスポイントが付くカードを利用しましょう。

アメックスならグリーンがトラベル利用で3倍ポイントなので、ホテルカテゴリーの利用として1ドルにつき3MRポイントが貰えます。

ルームチャージにできる場合は絶対ルームチャージにしてチェックアウト時払いを選択してください!

マリオット・ボンヴォイグループの場合で比較

マリオット・ボンヴォイグループのホテルでレストラン飲食した場合のカード支払いとルームチャージの比較をしました。

ルームチャージにしなかった場合との差がエグい

ホテル併設レストランでの飲食代金が100ドルかかったとしましょう。

各ステータスによって加算されるボーナスポイントの比較です。

ステータスボーナス獲得ポイント@$100
メンバー 0-9 nights10x1000P
シルバー  10-24 nights11x1100P
ゴールド  25-49 nights12.5x1250P
プラチナ  50-74 nights15x1500P
チタン/アンバサダー  75+ nights17.5x1750P

プラチナステータスならば、ルームチャージでチェックアウト時払いにした時と、アメックスゴールドで支払いをした時の比較はこのようになります。

支払いカード宿泊時ルームチャージ&チェックアウト払いレストランでお会計
Chase / Amex Marriott1500P + 600P ($16.8)600P ($4.8)
Amex Gold1500P + 100MR ($14)100MR ($2)
Amex Green1500P + 300MR ($18)300MR ($6)
TPGの換算表に従い、1マリオットポイントを0.8¢、1アメックスMRを2¢として計算した価値を()内に表示しています。

宿泊ルームチャージ&チェックアウト時にアメックスグリーンで支払った場合の$18相当のボーナスと比較し、その場でゴールドで支払ってしまった場合の$2相当と比較すると、その差は$16ドルの開きがあります。$100の会計に対して16%です。

とてつもなく大きい。。。(´;ω;`)

アメックスMRよりもマリオットポイントを優先したい場合は、チェックアウト時にマリオットカードを使ってもいいですね。

まとめ

出張の際にホテル併設レストランを利用する場合は、経費として計上する時に領収書に飲食代金が記載されていると面倒な時があるので、私はいつもルームチャージによるチェックアウト時払いを利用していませんでした。

プライベート利用の時も、その流れでルームチャージを利用していなかったので、気付いた時は大損していたという気持ちになりました。

改めてホテルのロイヤリティプログラムを確認すると、レストランでの飲食や、ショップでの買い物が全て2割近く戻ってくるということが分かりました。

これからはもう少し羽振りよく出費が出来そうです(笑)

<その他リンク>

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