アメリカのインフルエンザ予防接種をスーパーの薬局で行い得した話|予約無し・費用負担無し

アメリカで学ぶ
アメリカで Flu Shot インフルエンザ予防接種 $10のギフトカード

反ワクチン派だった私も$10のギフトカードを目の前にぶら下げられて、為す術なく降参し、寝返りました。。。

アメリカのインフルエンザ予防接種(Flu Shot)がどれほど便利なのかを解説していきます。

目次【本記事の内容】

アメリカでインフルエンザ予防接種(Flu Shot)の特徴

アメリカのインフルエンザ予防接種が優れているのは、次の2点が大きいです。

予防接種の費用がかからない

インフルエンザの予防接種がタダです。

もうこの時点で、アンチワクチンとかどうでもいいので、普通に受けます。

アメリカは皆保険では無いので、無保険の人は費用がかかります。

しかし、高い保険料を払っている人は、プランに含まれるので、やらなきゃ損な気がします。

アメリカはそれだけでは終わりません。

インフルエンザの予防接種を受けるとお金をくれるところまであるのです。

アメリカ南部の食料品スーパー大手Publixでは、Flu Shot一回で$10のギフトカードをくれます。

アメリカサイズのバカでかいショッピングカートに山盛りでお買い物するアメリカ人も多いことから、客寄せのための$10はいい宣伝費になるのでしょう。

保険会社からも、Publixに対して処置代が支払われます。

Pubulixが無い地域でも、大手スーパーのターゲットや、薬局のCVSなどで$5のクーポンをFlu Shotしたお客さんに配っているようです。
(全店舗では無いようです)

このようなキャンペーンは数と時期に限りがあるので、見つけたら早めに済ますことをおすすめします!

クーポンが無いとしてもタダは大きいですよね。

献血でも$10のギフトカードがもらえたりすることが多いのですが、まさかインフルの予防接種でもらえるとは思ってませんでした。。。

スケジュールや予約などの手間がかからない

予約も入りません。

スケジュールもシーズン前から長くやっているので、混雑することも無く、時期を逃した!なんてこともありません。

全国の薬局やスーパーなどで、ちょっと時間が空いた時に、すっと行くことが出来ます。

保険のカードがあれば、その場で申し込めます。

多少待ち時間が発生する場合がありますが、病院でなくてもいいので、スーパーなどであれば、買い物などをして時間をつぶすことが出来ます。

他の用事で病院に行った際などにも、時期になると医者が、Flu Shot打っとく?と勧めてきます。すると帰り際にナースさんがサクッと売ってくれて終わりです。

アメリカではインフルエンザの予防接種へのアクセスが良すぎで、躊躇なく済ませることが出来ます。

アメリカで実際にスーパーで予防接種を受けた体験談

実際にスーパー(Publix)でインフルエンザの予防接種を受けてきたので、その様子を紹介します。

問診票記入後、待ち時間は30分

仕事帰りにスーパーにより、買い物を済ませた後、レジに”$10 Gift Card for Flu Shot”という掲示がしてあるのを発見しました。

夜7時半と遅かったのですが、店内にある薬局も開いていて、待ち時間30分だけど今日出来るよ、と教えてくれました。

保険カードを提出して、薬局の保険カードもあった方が良さそうでしたが、結局無しでも大丈夫でした。

問診票(体調が悪くないか、アレルギーは無いかなど)を提出すると、30分後にまた来てね、と言われました。

去年、薬局のCVSでFlu Shotを打った時は、待ち時間が無かったので、ひょっとしたらこのスーパーはわざとお客さんを待たせて、買い物させようとしているのかもしれません。

私は買い物が済んでいたので、これ以上散財しないぞと、一旦家に帰ってご飯を食べました。
いい運動になるかなと思ったので、スーパーに戻るときは走っていくことにしました。
走りながら、(インフルエンザの予防接種前後の激しい運動はいいんだっけ、、、?)と一抹の不安がよぎりました。

薬剤師の方による皮下注射

30分後、Publixに戻ると、すぐに呼ばれて椅子に座らされました。

他に待っている人も無く、絶対30分待つ必要なかったと思う、、、笑

薬剤師と思われるお姉さんが出てきて、一瞬でプスっとやって終わりでした。

皮下注射だから、血管を探したりする必要もなく、正直これだったら自分でも出来る気がします。

こんな簡単な注射のために、わざわざお医者さんの予約を取って、病院まで行くなんて馬鹿らしくてやってられなくなりますね。

ちなみに接種後走って帰りましたが、体調は問題ありませんでした。マネしないでください笑

ゲットしたギフトカードがこちら。特に何ドル以上使用などといった条件はありません。

日本のインフルエンザ予防接種に物申す

アメリカでのインフル予防接種がここまで簡単だと、日本の予防接種はなんだったんだという気がします。

インフルエンザ予防接種高すぎ

日本にいた当時、一発8000円くらい払った記憶があります。

ちょっと考えてみましょう。

予防接種でインフル罹患を25%の確率で防げるとします。(希望的観測)
32000円払ってインフルを1回かからなくなると考えると、周りへの迷惑を考えれば、決して高くはありません。

でも、本当にその価値があるのか?と考え、決心がついても医者の予約に時間がかかったりすれば、今年はいいやとなっても仕方ないです。

一人一人の意識が低いことが大流行を招くという批判もあるでしょう。

下の図は集団免疫の重要性を示す有名な図です。

集団免疫の効果
NATIONAL INSTITUTE OF ALLERGY AND INFECTIOUS DISEASES (NIAID)

でも結局、個人個人が、自分にとって得だと思えば普及するし、割に合わないと思えば普及しません。

自己中心的な考えが周りに迷惑をかける、などと攻撃して、同調プレッシャーや忖度パワーに期待するところが日本らしいな、と思います。

そんな面倒なことをするより、さっさと保険に組み込んで、タダにすればいいのに、、、という感じです。

1人1人の意識が問題、ではなく、普及させたいのかさせたくないのかの行政の違いですよ、これは。

アメリカ人に、日本では予防接種にお金がかかるよと言ったら、ビックリしていました。WHAT??って。

権威重視で分業が進まない日本

病院でなければ予防接種できないのも大いに問題と思います。

薬剤師に注射されるのが不安という人もいるようです。

アメリカでは薬剤師の待遇も良く、何万種類もある薬については医者より詳しいです。

仮に日本で、医者の出した処方箋が間違っていると薬剤師が指摘していたら、患者であるあなたはどう思いますか?

アメリカでは車のディーラーでも、車を直すメカニックと、パーツを扱う部門は分かれています。パーツだけ購入したい場合も、パーツ屋さんに聞いたほうが細かいことが良く分かっています。分業と専門化はどの業界でも日本より進んでいます。

日本では、医者が全てを知っているだろうという前提で、医者に全部任せたいという意識があるのだと思います。

せめて皮下注射ぐらい、薬局でやってもいいと思いますね。

まとめ

アンチワクチンと言っても、不活性化ウイルスがどうとか、難しい話はどうでもいいです。

手間やらコストやら面倒だから受けなかっただけです。

タダといわれたら、やりますよ、それは。

強制にしたら、ディープな反ワクチン団体の活動が盛り上がりそうですが、タダにしても任意にしておけばいいわけです。

日本でもワクチンが安くなっているみたいですが、帰るころにはもっと状況が変わっていると良いですね。

さもなくば、反ワクチンに出戻りです笑

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